Scratch 3.0 IchigoJam extension

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extensionのURL

https://sije.shizentai.jp/extension/ichigojam_3.js

これは何？

Scratch上でIchigoJam BASICのプログラムを作れるようになるextensionです。
作ったプログラムは実機に転送することができます。
Scratch ID Sheep_maker という方の用意した非公式Scratch 3.0用のextensionとして動作します。
公式のScratchには未対応なのでご注意ください。

何が必要？

・IchigoJam
・IchigoLink(ver.0.5.0.0以上)
・USB-シリアルモジュール

推奨ブラウザ

・Google Chrome(windows, mac)
・Safari(mac)

使いかた

準備

  1. USB-シリアルモジュールでIchigoJamとパソコンとつなぎます。
  2. IchigoLinkを実行します(IchigoLinkの使いかた)。
  3. 非公式Scratch3.0(https://sheeptester.github.io/scratch-gui)/にアクセスします。
  4. 画面左下のボタンを押します。
  5. extensionを選択します。
  6. extensionのURLを入力します。
    先にIchigoLinkを起動していないとエラーになるのでご注意ください。

使いかた

・実機にプログラムを送信する
NEWブロックから始めて、SAVEブロック(またはRUNブロック)で終わるようにブロックを組み立てます。
組み立てられたブロックをクリックする(ブロックを実行する)と行番号付きのコマンドが実機に送信され、
最後にSAVEコマンド(またはRUNコマンド)が実行されます。
例えば、次のようにプログラムが実機に送信されます。
・実機にコマンドを送信する
NEWブロックをクリックせずに、ひとつだけのブロックをクリックすると、
行番号のないコマンドが実機に送信され、実行されます。
例えば、次のようにプログラムが実機に送信されます。

ただし、SAVEブロックとRUNブロックはクリックしても行番号は付きません。
・送信された内容の確認
送信したコマンドや、IchigoJam実機からの出力は、ブラウザのコンソールに表示されます。
送信したコマンドは「-->」受信した出力は「<--」です。

送受信にはタイムラグがあるため、IchigoJamの画面の表示とコンソールの表示の順番が一致するとは限りません。
・補足
一度NEWブロックをクリックした後は、次にSAVEブロックかRUNブロックがクリックされるまで、
全てのコマンドに行番号が付くようになります。
例えば、「NEW」「LED 1」「SAVE」の順に、ひとつだけのブロックをクリックしていくと、

NEW
1 LED 1
SAVE

というプログラムが送信されます。
対して「NEW」「SAVE」「LED 1」の順に、ひとつだけのブロックをクリックしていくと、

NEW
SAVE
LED 1

というプログラムが送信されます。

ブロックの種類

NEWブロック
クリックすると、IchigoJamでRUNされているプログラムを中断した後、NEWコマンドを実行します。
また、次にクリックされるブロックに行番号を付けるようになります。
LEDブロック
行番号付きのLEDコマンドを送信します。
OUTブロック
行番号付きのOUTコマンドを送信します。
PWMブロック
行番号付きのPWMコマンドを送信します。
WAITブロック
行番号付きのWAITコマンドを送信します。
GOTOブロック
行番号付きのGOTOコマンドを送信します。ラベルブロックと合わせて使います。
ラベルブロック
ラベルのみの行番号を送信します。GOTOブロックと合わせて使います。
SAVEブロック
IchigoJamのプログラムを0番にセーブします。
また、次からクリックするブロックには行番号が付かないようになります。
RUNブロック
IchigoJamのプログラムを実行します。
また、次からクリックするブロックには行番号が付かないようになります。

注意点

このextensionはScratch上でIchigoJamのプログラムを作ることを目的としています。ScratchのブロックとIchigoJamのブロックを混在させて使うと、予期しない形のプログラムになる可能性があります。
先にIchigoLinkを起動した状態で、extensionのURLを入力してください。
IchigoLinkとうまくつながらないときは「IchigoJam extension : connection error!!」というログがブラウザのコンソールに出力されます。エラーが出たときは、ブラウザからページを再読み込みしてください。
このextensionは公式のScratchで使うことはできません。Sheep_maker氏の非公式Scratch 3.0にて使用してください。

プログラム例

Lチカ
カムロボダンス

USB-シリアルモジュール

パソコンとIchigoJamをつなぐには、USB-シリアルモジュールが必要です。
以下を参考にしてください。
イチゴジャム レシピ - USB-シリアル
イチゴジャム レシピ - 通常の使用方法

ブラウザのコンソール

ブラウザのコンソールから、IchigoJamブロックから送信したコマンドやIchigoJam実機から受け取った出力を見ることができます。
ブラウザのコンソールの開き方

更新履歴

2018/12/27
バージョン1.1.0.1をリリース。WAIT、GOTO、ラベルブロックで選べる引数を増やしました。
2018/12/18
バージョン1.1.0.0をリリース。送受信の内容をブラウザのコンソールに表示するようにしました。
2018/12/11
バージョン1.0.0.0をリリース。
過去のバージョンを使いたい方はこちら
IchigoLinkの使い方コンソールの開き方更新履歴